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太陽光発電システムは導入すべき?5つのメリットとデメリットを紹介

2020.04.11

2019年にFIT制度の期間満了になるご家庭が約56万件あるといわれています。

まめ知識「FIT」とは

FITとは「固定買取価格制度」のことです。太陽光発電システムで発電した電気を一定期間(家庭用では10年)、国が定めている価格(固定価格)で買い取るように電力会社に義務付けた制度のことです。

また年々、売電価格が下落していて「売電収入に期待できなくなった」という声が多いのは事実です。

太陽光発電システムに対して、マイナスイメージばかりが定着しているので「いまさら導入するメリットはあるの?」という疑問をお持ちの方も多いかもしれませんね。

しかし、太陽光発電システムは「売電収入」に劣らないメリットがたくさんあります。

【太陽光発電のメリット】
太陽光発電で電気代を節約できる
太陽光向けに安くできる電気料金プランがある
停電時でも電気を使うことができる
蓄電池と併用することで電気を蓄えることができる

などなど・・・

また、日本は再生可能エネルギーを積極的に使っていきたいという考えがあり様々な促進運動も実施しています。

そのため「太陽光発電はこれから先も導入するメリットはある」といえます。

では具体的にどのようなメリットがあり、本当に太陽光発電システムを導入すべきなのか?を検討されている方の疑問を解消していきましょう。

~目次~

1、太陽光発電は2020年以降も設置する価値はある!
   1-1.データから見る太陽光発電の普及率
   1-2.これからは売って得をするではなく「貯めて得をする」

2、太陽光発電がお得と感じる5つのメリット
   2-1.断熱効果がある
   2-2.太陽光発電で電気代を節約できる
   2-3.太陽光向けの電気料金プランがある
   2-4.停電時でも電気を使うことができる
   2-5.蓄電池と併用することで電気を蓄えておくことができる

3、あまり言いたくない…太陽光発電2つのデメリット
   3-1.発電量が天候に左右されやすい
   3-2.定期的なメンテナンスが必要

4、まとめ

1、太陽光発電は2020年以降も設置する価値はある!

太陽光発電システムは「売電価格の下落で収入を得ることが難しい」というマイナスなイメージが定着しています。

そのため「今さら導入する意味があるの?」と思われている方も多いかもしれません。

確かに、売電価格の大幅下落により、売電を行うことで利益を得ることが難しい状況です。これからも売電価格は少しずつ下がっていくので「売電」に関してはメリットが薄いでしょう。

しかし、業界では2020年以降も太陽光発電システムの普及率はゆるやかなに伸びていくと予想されています。

その根拠は何なのでしょうか?

この章では、今後の普及率を予想したデータなどを基に、太陽光発電の今後について解説していきたいと思います。

1-1.データから見る太陽光発電の普及率

富士経済
出典:富士経済

上のデータは「富士経済」が卒FITの世帯数と蓄電池の設置台数をデータ化したものです。

急激に伸びているわけではありませんが計測をはじめた2012年度から2019年度までゆるやかに上昇しているのがわかります。

また、2020年度以降も、少しずつ普及率は伸びていくと予想されています。

FIT制度の満了期間を迎え、買取価格が大幅に下落するのに普及率が伸びている理由はなんでしょうか?

もちろん理由があります。

実は太陽光発電と合わせて蓄電池の普及率が急速に伸びているのです。以下のデータをご覧ください。

蓄電システム出荷実績
出典:JEMA一般社団法人日本電気工業会

上記のデータは、2011年度~2017年度までの蓄電池の出荷台数をまとめたものです。2015年当たりから、急速に蓄電池の普及率が伸びていることがわかります。

急速に伸びた原因は「災害への意識が高まった」などの要因も含まれますが

1つの要因として「FIT制度」の満了を迎えることをキッカケに、買取価格が下がるため電気を売って利益を得るのではなく「電気を自分達で使って節約する」という考え方に、変わってきているからだといえます。

蓄電池を導入することで、太陽光発電で発電した電気を蓄えて非常時に備えたり電気料金が高めに設定されている日中に、電気を使ったりすることができるので「太陽光発電と併用して蓄電池を使いたい」というご家庭が増えているのです。

また「FIT制度」以外にも「電気代の値上がり」についてニュースで取り上げられていることから「節約意識」が高まっているのも要因になっています。

1-2.これからは売って得をするではなく「貯めて得をする」

これから太陽光発電システムを導入する場合
電気の自給自足化という考え方が主流になってくるといえます。

売電価格は年々下がってきており、売電で黒字経営をするのは難しい状況です。
そのため、2020年以降は「売電で利益を出していく」というメリットを得ることは難しいでしょう。

しかし、太陽光発電で発電した電気をそのまま利用することで出て行くお金の量を減らすことができます。

太陽光発電システムには「災害時の備え」「毎月の出費を抑えられる」という、売電収益に劣らないメリットがあるのです。

また、太陽光発電が普及するにつれて導入費用が安くなっているので売電価格が高額だった時よりも、逆に導入費用を安く抑えることが可能なため、お得だといえます。

いかがでしょうか?

今からでも太陽光発電システムを導入する価値があることはご理解いただけたでしょうか?

では、ここからは実際に太陽光発電システムの具体的なメリットについて解説していきます。
こちらを見ていただくことで、より普及率が今後伸びていく理由を理解することができます。

2、太陽光発電がお得と感じる5つのメリット

太陽光発電を導入することで「どんなメリットがあるの?」というのが気になっている方も多いと思います。

結論からお伝えすると、太陽光発電を導入することで得られるメリットは次の5つです。

断熱効果が期待できる
余剰電力の売電で電気代の節約
太陽光向けの安い電気料金プランがある
停電時でも電気を使うことができる
蓄電池と併用することで電気を蓄えておくことができる

太陽光発電は停電時に頼れる存在になるだけではなく
日常生活でも家計の出費を抑えてくれる心強い存在です。

太陽光発電のメリットを1つずつ解説していきます。

2-1.断熱効果がある

ソーラーパネルを設置する場合、ほとんどが家の屋根に設置します。
この「屋根に設置すること」というのがポイントで、屋根の上にソーラーパネルを設置すると

「夏は熱を遮断しやすく」
「冬は熱を逃がしにくくする」

といった、断熱効果が期待できるという、以外なメリットがあります。

夏場に注がれる太陽の熱を、ソーラーパネルがあることで設置している面の屋根には直接太陽が当たりません。

そのため、熱が部屋に入りにくくなるので、エアコンの効きやすくなることも多く
思わぬところで断熱効果が得られるのです。

また、冬場は部屋の暖かい空気を屋根から逃がしにくくなるという効果もあります。

本来、太陽光発電は断熱効果を求める製品ではないので劇的に変わる断熱効果を得られるわけではありませんが、おまけとして少しお得な気分になれます。

2-2.太陽光発電で電気代を節約できる

太陽光発電を導入することで、月々の電気代を節約することができます。

どの程度節約に繋がるかというのを
関西電力の「時間帯別電灯」プランという電気料金を例に計算してみましょう。

家族構成は以下になります。

家族構成1ヶ月の電気使用量
4人家族
● 父(会社員)
● 母(専業主婦)
● 小学生2人
昼間の電気使用量:210kWh
夜間の電気使用量:345kWh
合計電気使用量:555kWh
毎月の電気代:8,988円

まずは、1ヶ月の電気消費量から求めます。

太陽光で発電できる1ヶ月の平均電気量は約120kWhといわれているので
発電した電気を昼間の電気使用量に当てると以下のような計算になります。

● 210kWh(昼間の電気使用量/月)-120kWh(太陽光の発電量/月) =90kWh
● 90kWh+345kWh(夜間の電気使用量/月) = 435kWh

月の電気使用量が555kWhから435kWhとなりました。

これを基に電気料金を計算していきましょう。
今回は関西電力の「時間帯別電灯」プランを例に計算を行っています。

■関西電力「時間帯別電灯」プランの料金■

日中の電気使用量/1kwh(7時~23時)夜間の電気使用量/1kwh(23時~翌7時)
①0~90kWhまで21.66円
②90kWh~230kWhまで27.9円
③230kWh以上32円
④10.70円

引用:関西電力

毎月の昼間の電気使用量は90kWh、夜間の電気使用量は345kWhで、
毎月の電気代が8,988円です。

昼間と夜間の電気料金が違うので、以下のような計算になります。

● 90kWh×266円 = 1,949円(表①で計算)
● 345kWh×70円 =3,691円(表④で計算)
● 1,949円+3,691円 =5,640円(1ヶ月の電気代)
● 8,988円(太陽光なしの電気代)-5,640円(太陽光導入後の電気代) = 3,348円

電気料金は生活スタイルや家族構成によって一定ではないので一概に言い切ることができませんが上記の場合だと約3,348円の電気代を節約できることになります。

2-3.太陽光向けの電気料金プランがある

2016年から始まった「電力の自由化」によって
様々な企業が電力会社として電気を提供するようになりました。

そのおかげで、使った分だけ料金を支払えばよい料金プランや時間帯によって電気料金を変えるプランなど、様々な電気料金プランが提供されています。

近年人気が高いのは「Looopでんき」の料金プランです。
基本料金は0円で使った分だけ料金を支払うというシンプルなシステムです。

またガスもセットで契約すると、電気料金が1kWh当たり0.4円安くなるという割引サービスも用意されています。

Looop電気の料金はこちら

2-4.停電時でも電気を使うことができる

太陽光発電システムが心強く感じるのはやはり、停電や災害での長期停電が発生した時です。

太陽光発電があると停電が発生した場合でも、日中は安心して電気を使えるというメリットがあります。

太陽光発電の発電量だけでは、家中の電気を賄うのは難しいですが
停電時に「最低限使いたい家電」を絞ることで、安心して電気を使う
ことができるので災害時でも心に余裕が生まれてきます。

また、蓄電池を併用して運用を行うことで、日中にしか利用できない電気を、夜でも利用できるため文句なしの安心感を得ることも可能です。

2-5.蓄電池と併用することで電気を蓄えておくことができる

太陽光発電システムは、電気をつくることに特化した製品です。
そのため電気を蓄えておく機能がなく、昼間にしか発電した電気を使うことができません。

発電した電気の使いきれなかった分は、余剰電力として電力会社が買ってくれるので
発電した電気が無駄になるわけではありません
が、夜に停電した場合は状況が変わってきます。

太陽光発電はその名のとおり、太陽の光を電気エネルギーに変えているので夜は発電することができません。

そのため夜間に停電が発生した場合、暗闇の中で電気の復旧を待つことになります。

しかし、太陽光発電と蓄電池の両方を導入している場合は
電気を蓄えておくことができるので安心です。

太陽光で発電した電気を日中に使い、余った余剰電力は蓄電池へ充電することで

太陽光が発電できない夜や天気が悪い日などに、蓄電池の電気を使うことができます。

貯金をすることで、老後や予定外の出費に備えるのと同じで
蓄電池と併用して使うことで、急な停電に備えるために電気を貯めておけるので
日々の生活に安心感がプラスされます。

太陽光発電にはたくさんのメリットがあることを、おわかりいただけたでしょうか?

次に我々、販売者側はあまり言いたくない事ですが
「太陽光発電のデメリット」について解説していこうと思います。

3、あまり言いたくない…太陽光発電2つのデメリット

これまで、太陽光発電のメリットについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか?

売電すること以外にも、様々なメリットがあることがおわかりいただけたと思います。しかし、太陽光発電システムにもデメリットとなる部分があります。

我々販売者側は言いたくないことですが
「省エネプラス」では、お客様目線を第一に考えています。

そのため「やっぱり導入しなければよかった…」と思われることが何よりも辛いことなのです。

そこで、良い部分も悪い部分も含めてご納得していただくために
この章では「太陽光発電のデメリット」について解説していきたいと思います。

3-1.発電量が天候に左右されやすい

太陽光発電システムのネックとなる部分は天候になります。

太陽光発電は名前の通り、太陽の光を電気エネルギーに変えてくれる装置のことです。

そのため、太陽が顔を出していない曇りや雨の日は、発電をすることが難しく発電量が安定しないことがあります。

また、太陽が出ていない夜も同様、発電することが難しいです。

太陽光発電は、電気の自給自足化に一役かってくれる心強い存在ですが
天候などによって発電量が左右されるという辛い弱点があります。

3-2.定期的なメンテナンスが必要

太陽光発電は、一度設置してしまえばノーメンテナンス、というわけにはいかず
定期的にメンテナンスを行う必要があります。

太陽光発電は太陽の光を効率良く集めて発電する必要があるため
「住宅用」の太陽光発電は屋根に設置するのがほとんどです。

屋根に設置すると、雨のせいで発生する水垢が付いたり、鳥の糞でソーラーパネルが汚れたりして発電量の低下の原因になるため、定期的に作業が必要なります。

他にも、ソーラーパネルに繋がっている配線関係が、太陽の熱や劣化で、断線していないかを確認する必要があるため、専門知識があるプロに確認してもらわないといけません。

このように、お客様自身が作業をするわけではありませんが
太陽光発電を長く安心して使うためには、定期的にメンテナンスを行う必要があります。

4、まとめ

太陽光発電システムのメリットやデメリットなどについて解説してきましたが
いかがでしたでしょうか?

今回のおさらいをしていきましょう。

太陽光発電で利益を得ることは難しいが「電気代の節約」というメリットがある
万が一停電しても、日中は問題なく電気が使える
天候で発電量が左右されるため、蓄電池と併用するのがおすすめ
2020年以降も太陽光発電の普及率は伸びていくことが予想されている
売電価格が高額だった時よりも、太陽光発電の導入費用は安くなっている

これから太陽光発電を導入する場合、売電収入を得ることは難しいですが
電気代の節約などの経済的メリットがあります。

他にも、災害時に電力会社からの電気供給がストップしても
問題なく電気を使うことが可能なので、十分に価値がある存在だといえます。

また、蓄電池と併用して使うことで、蓄電池ができない発電を太陽光が
太陽光ができない蓄えることを蓄電池がおこなってくれるため、双方の弱点を上手く助け合いながら運用を行うことができます。

いつくるかわからない「電気代の値上げ」や「災害への備え」として導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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