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蓄電池は太陽光なしでも導入できる!蓄電池の魅力を徹底解説!

2020.04.08

蓄電池のことを調べてみると「太陽光発電システム」と併用して使うこと前提で
解説されているところがほとんどです。

どこを見ても、蓄電池と太陽光発電を併用して使うこと前提で解説してあれば
「蓄電池は太陽光なしでは設置できないものなの?」と思ってしまいますよね。

ですが、それは誤解です。

全ての蓄電池というわけではありませんが、太陽光なしでも設置することができます。

蓄電池と太陽光発電をセットで導入して運用することで、双方のメリットを最大限に活用できるため「蓄電池と太陽光を併用して使うこと」前提として、解説しているところが多いというだけです。

当記事では「太陽光なしで設置できる蓄電池について」や「太陽光の導入・未導入で、どのくらいメリットに違いがあるのか」などについて詳しく解説していきます。

ぜひ最後までお付き合いください。

~目次~

1、蓄電池は太陽光なしでも導入可能!
   1-1.ハイブリッド型と単機能型それぞれの特徴
      1-1-1.太陽光なしでの運用なら「ESS-U2Mシリーズ」

2、太陽光なしとありではどっちがおすすめ?
   2-1.太陽光で発電した電気を蓄えておくことができる
   2-2.電気代を安くして電気を貯められる
   2-3.停電が数日続いても安心して電気を使える

3、まとめ

1、蓄電池は太陽光なしでも導入可能!

蓄電池は太陽光なしでも導入・運用を行うことが可能です。
蓄電池を導入すると、災害時以外にも電気代節約などの経済的メリットがあります。

【太陽光なしでの蓄電池導入メリット】
電気代の削減メリット
電気料金が安くなる夜間に蓄電池へ充電して、日中に蓄電池の電気を使うことで夜間の安い電気を昼間に使うことができるので、電気代を節約することもできるんです。

災害時の備え
停電時に蓄電池へ蓄えておいた電気を利用することができるので災害時の備えとしても蓄電池の導入するメリットといえます。

太陽光なしで蓄電池のみを設置する場合ですが、単機能型と呼ばれる蓄電池がおすすめです。
単機能型とよく比較される、ハイブリッド型の蓄電池のみでも、設置することは一応できます。

しかし、ハイブリッド型は名前のイメージ通り、単機能型より高機能な反面価格も少し高めになっています。

そのため、太陽光発電システムをこの先も導入する予定がない方にはハイブリッド型のメリットを活かせないだけではなく、費用面でもおすすめできません。

単機能型とハイブリッド型の大きな違いは次の通りです。

● 単機能型:蓄電池用パワコンと蓄電池が別々
● ハイブリッド型:蓄電池用パワコンと太陽光用パワコンが一体化

この他にも細かい違いはありますが、単機能型とハイブリッド型で大きく違う部分はそれぞれのパワコンが別々か否かという部分になります。

太陽光と併用して使うならパワコンが一体型となっているハイブリッドがおすすめですが蓄電池のみであれば、単機能型がおすすめです。

ですが、ただ「単機能型がおすすめ」といわれても納得ができないと思います。
そこで、次章では単機能型とハイブリッド型、それぞれの特徴について解説していきます。

次章を読むことで、蓄電池を太陽光なしで設置する場合単機能型がおすすめという理由がわかります。

まめ知識「パワコン」とは

パワコンとは「パワーコンディショナー」の略で電気を「直流電気」から「交流電気」へ変換してくれる装置になります。

太陽光発電で発電された電気は「直流電気」です。家庭で使われている電気は全て「交流電気」なので太陽光で発電したままでは家庭の電気として使うことができません。

そこで「パワコン」を利用して電気を変換することになります。

ですが、タダで電気を変換してくれるわけではありません。
電気を変換する場合、変換ロスというものが少し発生してしまいます。

例えば、太陽光で使える電気を100発電しても、パワコンを経由して変換した場合変換時に発生する変換ロスで使える電気が、95になっているのです。

この変換ロスは、パワコンの数が多くなるほど変換の回数が多くなるので損失する電気は多くなります。

1-1.ハイブリッド型と単機能型それぞれの特徴

ハイブリッド型と単機能型それぞれに次のような特徴があります。

蓄電池のタイプ特徴
単機能型● 蓄電池用パワコンと蓄電池ユニットが別々
● 太陽光発電と併用する場合もパワコンの取替え不要
ハイブリッド型● 太陽光用と蓄電池用のパワコンが一体化している
● 200V製品を利用できる機種もある
● パワコンが1台なので変換ロスが少ない
● 既に太陽光を導入している場合パワコンの取替えが発生する

ハイブリッド型に関しては、太陽光発電システムとセットで使うことが前提で設計されています。

そのため、太陽光用・蓄電池用のパワコンを1台で制御できるようにして太陽光で発電した電気を少ない変換ロスで効率良く蓄電池へ送ってくれます。

ですが、太陽光なしで蓄電池を導入する場合そもそも太陽光で発電した電気の変換ロスを気にする必要はありませんよね?

太陽光なしでハイブリッド型蓄電池を導入するのは全然利用していない月額サービスに登録して、放置しているのと同じくらい勿体無いです。

太陽光なしで蓄電池を導入する場合、上記で解説した機能を使うことがないので単機能型より導入費用がかかる、ハイブリッド型蓄電池を導入するのはあまり意味がありません。

一方の単機能型は、蓄電池のみで利用することも想定された設計です。

蓄電池用のパワコンしか搭載されていないので、太陽光と併用する場合は太陽光用・蓄電池用のパワコンをそれぞれ設置する必要があるので、パワコンを2台分設置するスペースが必要になります。

ですが、単機能型は太陽光用のパワコンが搭載されていない分ハイブリッド型より少ない初期費用で導入することが可能です。

そのため、蓄電池のみの導入を検討されている方は単機能型の蓄電池を購入するのが、費用面でもおすすめになります。

当サイト「省エネプラス」にも「蓄電池だけ導入したいけど、どのメーカーがおすすめ?」というお問い合わせを頂きます。

そこで次章では、太陽光なしで蓄電池の導入を検討されている方へオススメしている、蓄電池を紹介します。蓄電池選びの参考にしていただければ幸いです。

単機能型やハイブリッド型以外にも、蓄電池の種類はたくさんあります。蓄電池の種類について興味がある方は、以下の記事も参考にしてみて下さい。

1-1-1.太陽光なしでの運用なら「ESS-U2Mシリーズ」

nichicon(ニチコン)

メーカー:nichicon(ニチコン)
蓄電容量:11.1kWh
充電時間:約5時間半

ニチコンは「累計生産台数世界一」になった実績もあるトップメーカーになります。

生産台数が世界一になった実績があるというだけあり単機能型やハイブリッド型の機種を多く取り扱っていて、特に大容量蓄電池の種類が多いのも特徴です。

そんなニチコンでおすすめの機種が「ESS-U2Mシリーズ」です。

蓄電容量は11.1kWhと大容量蓄電池になります。

11.1kWhであればフル充電の状態であれば次のような家電を約45時間前後使用することができます。

● テレビ(100W)
● 照明(100W)
● 冷蔵庫(50w)

太陽光なしで蓄電池の運用を行う場合停電などの非常事態に蓄えておける電気量です。

しかし「ESS-U2Mシリーズ」であれば大容量の電気を蓄電しておくことができるので、万が一停電が長引いても耐えることができます。

他にも、停電時の備えとして蓄電容量の30%(3.3kWh)を常に貯蓄しておいてくれる機能があります。

そのため、停電時に蓄電池の残量が0だったという、最悪の事態を避けられるので安心です。

また、蓄電池のリモコンをインターネットに接続することで蓄電池の状態を24時間サーバー側で見守ってくれます。

2、太陽光なしとありではどっちがおすすめ?

ここまで「太陽光なしで蓄電池を導入することはできるか?」という部分について解説しました。

最後に、太陽光発電システムがあり・なしでどう違ってくるのか、解説していきたいと思います。

結論からお伝えしますと「太陽光発電と併用して使った方がおすすめ」です。

災害時に長期間の停電に耐えることができるというだけではなく日常生活においても経済的メリットがあります。

それでは、早速解説していきます。

2-1.太陽光で発電した電気を蓄えておくことができる

太陽光発電と蓄電池の併用することでのメリットの一つは「太陽光で発電した電気を蓄電池に貯めておくことができる」ということです。

そもそも、蓄電池は「電気を貯めるだけ」発電機は「電気をつくるだけ」の機能しかありません。

蓄電池のみを導入している状態だと、電力会社から購入した電気で蓄電池を充電する必要があります。

逆に蓄電池はなしで、太陽光だけ導入している場合も電気を蓄えておくことができないので、使い切れなかった電気(余剰電力)は自動的に電力会社に売電されます。

しかし、蓄電池と太陽光発電の両方を導入することで電気を作り余剰電力は、蓄電池へ貯めておくことが可能なんです。

また、日中に電気を作り、余剰電力で蓄電を行えば「毎月の電気代も抑えられる」というメリットもあります。

どの程度電気代がお得になるのかについては次章で解説しています。

2-2.電気代を安くして電気を貯められる

電気代の目安は、料金プランや家族構成で異なるので一概にはいえませんが4人家族(大人2子供2)の平均電気代は毎月約9,000円です。

平均電気代を基準に計算をすると蓄電池と太陽光発電をセットで導入・運用を行うことで、年間で約36,000円電気代が安くなります。

これにプラスして蓄電池への蓄えも十分の場合だと売電も一つの選択肢です。

FITの満期を迎えることで売電価格が大きく下落しているといっても蓄電池の容量が一杯になっていて、余剰電力が有り余っているなら安いとはいえ、お金に換えた方がお得ですよね。

充電・売電を上手く組み合わせることで、毎月の電気代をお得にすることができます。

蓄電池と太陽光発電をセットで導入した場合の電気代について「もう少し詳しく知りたい!」という方は以下の記事が参考になります。

 

まめ知識「FIT」とは

FITとは「固定買取価格制度」のことです。

太陽光発電システムで発電した電気を一定期間(家庭用では10年)、国が定めている価格(固定価格)で買い取るように、電力会社に義務付けた制度のことです。

このFIT制度が2009年に導入された当初は、買取価格が「1kWh当たり48円」と高額買取だったこともあり、一気に太陽光発電が普及していきました。ですがFITは一定期間なので、2009年に導入したご家庭(約53万世帯)は、2019年にはFIT制度の満期を迎えることになり、売電価格が少なくなってしまいます。(俗に2019年問題といわれている)

また売電価格も年々下落傾向にあり、2020年(2019年度)の売電価格は「1kWh当たり24円」になる見通しです。そのため、売電してお金を得ることを目的にするのではなく、電気の自給自足を行い、出て行くお金を抑えることを重視されるようになりました。

2-3.停電が数日続いても安心して電気を使える

太陽光発電システムを導入することで、万が一停電が起きた場合でも電気を作ることができます。

そのため、蓄電池と太陽光をセットで導入している場合、蓄電池に電気を貯めておくことができるので昼間に発電した電気を使って、余った電気(余剰電気)は夜に使うといった運用方法も可能になります。

蓄電池のみの導入で、太陽光がない場合は蓄電池へ貯めてある電気を使い果たしてしまうと、電気が復旧するまで待たなければなりません。

しかし、太陽光発電システムがあると、昼間に電気を作ることができるので余剰電力を蓄電池へ充電することができます。

万が一、停電が2日、3日と長引いた場合でも「太陽光があるから電気はなんとかなる!」という精神的な安心感もあります。

まとめ

今回は「蓄電池を太陽光なしで導入する場合」というテーマを中心に解説してきましたがいかがでしたでしょうか?

今回の要点をおさらいしたいと思います。

蓄電池は太陽光なしでも設置できる
蓄電池のみの導入なら、単機能型の蓄電池がおすすめ
蓄電池のメリットを最大限利用したいなら、太陽光との併用がおすすめ

太陽光がなくても蓄電池のみの導入も可能なのに、解説しているところが少ないのは太陽光と併用する方が「メリットの数が多い」からだといえます。

もちろん蓄電池のみでも、電気代が安くなる深夜に充電し昼間に電気を使うことで電気代を安く抑えるといった経済的メリットも得られます。

他にも、1日程度の短期間の停電であれば、蓄電池のみでも十分対応可能です。

最後になりますが、蓄電池や太陽光発電システムに関する疑問・不安がある方は一度「省エネプラス」へお問い合わせしてみませんか?

「省エネプラス」では、取り扱っている蓄電池・太陽光メーカーが豊富にあるのでお客様のご家庭に合った最適な1台をご提案させていただきます。

また「上手く作動しない」「蓄電池の様子が何かいつもと違う」といった購入後のトラブルにも24時間対応窓口があるので、迅速にお客様をサポートできるアフターフォローも万全です。

「省エネプラス」では、蓄電池・太陽光発電を販売するという、販売者目線でのやりとりは行っておりません。
まずは「蓄電池・太陽光発電とは?」という部分を知っていただくことからおこなっております。

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