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家庭用蓄電池のメリット・デメリットについて徹底解説

2019.12.20

家庭用蓄電池の導入を検討している方の多くは「メリット・デメリットについてしっかりと理解した上で検討したい」という方も多いのではないでしょうか?

デメリットを知らずに購入して「こんなはずでは…」となってしまっては勿体無いですよね。

家庭用蓄電池には、各ご家庭の経済効果を高めてくれるメリットが豊富にあります。

また、年々家庭用蓄電池の重要性は高まりつつあります。
高まりつつある理由は、災害時の備えや経済効果だけではなく、実は電力の自由化による「大きな落とし穴」によって、重要性が増しています。

そこで今回は

家庭用蓄電池の重要性
家庭用蓄電池のメリット・デメリット

2つについて詳しく解説していきます。

~目次~

1、家庭用蓄電池の重要性
  1-1 電力の自由化でコスト重視になる

2、家庭用蓄電池の4つのメリット
2-1 メリット1 深夜の安い電気料金プランを活用してコストダウン
  2-2 メリット2 太陽光発電と併用して電気の自給自足化ができる
  2-3 メリット3 電気自動車にも利用できる
  2-4 メリット4 停電時にも電気を使える安心感

3、家庭用蓄電池の2つのデメリット
  3-1 デメリット1 蓄電池には寿命がある
  3-2 デメリット2 ダブル発電によって売電単価が下がる可能性

4、まとめ

1、家庭用蓄電池の重要性

家庭用蓄電池の重要度は、年々増しています。

蓄電システム出荷実績
出典:JEMA 日本電気工業会

災害時の備えというのも1つの理由に挙げられますが、他にも「電力自由化による企業間の競争」への備えのためです。

これまで、発電・送電事業は

● 東京電力
● 関西電力
● 九州電力

など、少数の大手事業所のみでおこなっていました。

しかし、2016年から「電力の自由化全面開始」となったため、発電・送電事業に新規参入する企業が増え、これによって、企業間が提供するサービス競争が活発になり、電気料金のプランも豊富なプランの中から選べるようになりました。

上記の内容だけをみると、電気代を払っている私達にとってはとても良い印象を与えてくれます。

しかし、電力の自由化には隠れた悩みがあるのです。

1-1 電力の自由化でコスト重視になる

「電力の自由化」で一番心配な部分は「大手事業所がこれからも問題なく発電・送電をおこなえるのか」という部分です。

「電力の自由化全面開始」以前は、東京電力・関西電力・九州電力は極力停電が起きないように、需要予測の10%~15%ほどの電気を予備電力として、常に発電していました。

これによって、何か突発的なことが要因となって、需要以上の電力が求められた時でも、停電を回避できていました。

しかし、予備電力を発電・送電するにも、一定のコストがかかります。
「電力の自由化」によって、企業間の競争が激しくなればなるほど、大手事業所もそれに合わせて少しずつコストを重視せざるを得ない状況になってしまいます。

つまり、災害が発生していない状況でも、停電が発生しやすい状況が生まれる可能性があるのです。

「電力の自由化」は、消費者にとってメリットにもデメリットにもなり得る制度だといえます。
しかし、太陽光発電や蓄電池を導入しているご家庭では、全ての電気を電力会社に頼る必要もありません。

家庭で発電して電気を蓄えておくことで、予期せぬ停電に備えておくことができます。
今後も、発電・送電事業同士のサービス競争は激化していくことが予想されます。

何が原因となって停電が発生するかわかりません。

今後、蓄電池や太陽光発電の重要度は、さらに高まるといえます。

2、家庭用蓄電池の4つのメリット

家庭用蓄電池を導入することで、電気代節約の経済効果が期待できるだけではなく

停電時でも電気の時給自足ができる
電気自動車と併用で、経済効果の押し上げ

など、たくさんのメリットがあります。

この章では、家庭用蓄電池を導入することで得られるメリットについて解説します。

2-1 メリット1 深夜の安い電気料金プランを活用してコストダウン

家庭用蓄電池を導入すると、時間帯で電気価格が変わる料金プランへ変更する方が多くいらっしゃいます。
その理由は、深夜の電気料金が安い時間帯に充電し、昼間に深夜に貯めた電気を利用するだけでも、深夜と昼間の電気料金の差額分だけ、電気代を安く抑えることができるからです。

参考までに、関西電力が蓄電池やオール電化を使用している方におすすめしている「はぴぃタイム」という電気料金を表にまとめました。
1円以下は四捨五入して記載しています。

日中(10~17時)の電気料金夜間料金(深夜23時~翌朝7時まで)
32円(夏季以外)11円

参照:関西電力 電気メニュー

「はぴぃタイム」では、日中の電気料金が32円と割高です。
さらに、夏季(毎年7月1日~9月30日の期間)の電気料金は35円となります。

仮に、太陽光発電を利用せずに蓄電池だけを導入した場合でも、深夜の安い電気代で充電することで、日中でも最大で1kwh当たり24円も電気代を抑えて電気を利用できます。

家庭用蓄電池の充電時間は、機種やメーカーによって異なりますが、6.5kwhの蓄電容量で約5~6時間ほどで充電が完了します。
11kwhという大容量の家庭用蓄電池でも、6時間程度の時間でフル充電ができるものもあるので、深夜の電気代が安い時間帯にしっかりと充電することができます。

家庭用蓄電池の選び方や、容量の計算方法などについて知りたいという方は、以下の記事も参考にしていただくと理解を深めることができます。

2-2 メリット2 太陽光発電と併用して電気の自給自足化ができる

家庭用蓄電池を太陽光発電と併用して使うことで、さらに高い経済効果を得ることができます。

「メリット1」では、家庭用蓄電池のみを使用しても、日中の電気代より安い深夜の電気代を利用することで「日中と深夜の電気料金の差額分だけ節約できる」というものでした。

「メリット1」と合わせて太陽光発電を併用することで、日中の電気料金を気にせずに蓄電池を充電することができるようになります。

例えば、日中の電気料金が高い時間帯は、太陽光で発電した電気を使用し、余った電気は蓄電池へ蓄えます。その蓄えた電気を深夜に利用すれば、電気の自給自足化が可能になるということです。

ただし、太陽光で発電した電気だけでは足りない場合もあります。その場合は電気料金の安い深夜に蓄えた電気を使用することで、電気料金の高い日中の電気をほとんど使わず、電気料金を安く抑えることができます。

2-3 メリット3 電気自動車にも利用できる

「トライブリッドシステム」が搭載された家庭用蓄電池を利用することで、家庭内への発電・送電だけではなく、電気自動車への充電も合わせて行うことが可能になります。

電気自動車が家にない時は、発電した電気を蓄電池へ蓄えておき、帰宅後蓄電した電気で電気自動車に電気の補給を行うことができます。

走行距離や使用頻度によって、電気自動車の充電費用は大きく異なりますが、1回のフル充電で走れる距離は平均200kmといわれています。料金は電気料金のプランによって異なりますが、電気自動車は1kwh当たり約30円ほどの電気代がかかります。

家庭用蓄電池を電気自動車と連携することで、年間の「燃料としての電気代」を抑えることも可能になります。

2-4 メリット4 停電時にも電気を使える安心感

家庭用蓄電池は、災害時の非常用電気として大活躍をしてくれます。

2011年は東日本大震災の影響で、消費電力を調整するために行った「計画停電」が行われ、電気を自由に使えない苦しさや、不安を感じながら過した方も大勢いらっしゃいました。

また、2019年9月に起きた「台風15号」による影響で、停電が2週間以上続いた地域もあります。

このような災害が発生した時に、家庭用蓄電池があるのとないのでは、精神的な負担が大きく違います。

4人家族の場合、1日の生活に必要な最低限の電気を補うのに6kwh~7.5kwh必要といわれており

● 照明
● テレビ
● 冷蔵庫
● スマホの充電

などの必要最低限の電気だけを使う場合は、蓄電容量が6.6kwhの家庭用蓄電池で、15時間ほど利用することが可能です。

また、太陽光発電と家庭用蓄電池を併用して利用している場合は、太陽光発電で繰り返し充電が行えるため、長期間の停電にも耐えることができます。

3、家庭用蓄電池の2つのデメリット

家庭用蓄電池のメリットを紹介しましたが、デメリットも少なからずあります。

家庭用蓄電池を検討する場合、メリットだけではなくデメリットも踏まえて検討しないといけません。

この章では、家庭用蓄電池のデメリットについて紹介します。

3-1 デメリット1 蓄電池には寿命がある

家庭用蓄電池は、半永久的に使えるものではなく寿命があります。

使用環境や使用方法で寿命の長さは異なりますが、平均的な寿命は約15~20年といわれています。

寿命を迎えると部品交換や、買い替えなども検討する必要があります。

しかし、近年の家庭用蓄電池は、耐久性に優れ寿命が長い製品も多くでてきています。

平均寿命以上に使える可能性も十分に考えられるため、購入前に寿命についても問い合わせてみることをおすすめします。

家庭用蓄電池の寿命について興味がある方は、以下の記事で詳しく解説しています。

3-2 デメリット2 ダブル発電によって売電単価が下がる可能性

太陽光発電と併用して家庭用蓄電池を使う場合、場合によってはダブル発電になり、売電単価が下がる可能性もあります。

ダブル発電とは、太陽光発電と省エネ機器の発電をダブルで行うことをいいます。

蓄電池には、電気を蓄えておく機能しかなく、発電することはできないので、厳密にいえばダブル発電といえません。

しかし、太陽光発電と併用することで

昼間は太陽光発電の電気を蓄える
夜の料金が安い時間帯に電気を蓄える

上記の電気を売電する場合、かかった電気単価は自家発電か深夜料金の電気なので約0~12円程度になります。

これでは売電をする場合、電気会社から買った約12円より、売電価格が高いということになるので、電気会社は赤字になってしまいます。

そのため、ダブル発電として扱われ、売電単価が下がってしまう可能性があります。

4、まとめ

今回の要点まとめると

電力の自由化による企業間のサービス競争によって、家庭用蓄電池の重要度はさらに高くなる
家庭用蓄電池は深夜料金と合わせて使うことで電気代節約が期待できる
電気自動車と家庭用蓄電池の相性は抜群
家庭用蓄電池を太陽光発電と併用して使うことで、停電時も充電して電気を使い続けることができる

上記の4つになります。

年々、家庭用蓄電池の関心は高まっており、導入件数も年々増加傾向にあります。

しかし、我が家に合った最適な家庭用蓄電池を1から探すというのは、なかなか大変なことです。

家庭用蓄電池に関する専門用語や、kwhなど、あまり聞きなれない単位を目にして、難しいと感じたことはないでしょうか?

● 専門用語が難しくて覚えるのが大変そう…
● メリット・デメリットについてもう少し深く知りたい
● 我が家に適切な蓄電池を紹介して欲しい

そんな時は、お気軽に「省エネプラス」へお問い合わせください。もちろん、お問い合わせだけでも大歓迎です。

また、蓄電池のご提案を希望している方には、豊富な取り扱いメーカーの中からお客様の予算やご要望、設置環境に合わせた最適な家庭用蓄電池をご提案させていただきます。

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